オンラインショップのお問い合わせ窓口に寄せられるお客様の声のなかでも、
傘の骨折れとそれに伴う修理についてのご相談が多くあります。
このようなお問い合わせをいただいた場合は、
まずは「お客様が指摘されている骨はどこか?」を
なるべく現物を見ながら詳しく確認させていただいています。
ここでお客様と認識を一致させておかないと、話がうまく進まなかったり、
いざ商品をお預かりした際に「予想と違う!」ということが起こってしまいます。
なぜならば「傘の骨」は1種類ではないからです。
わたし自身、傘屋に入るまでは骨の名前なんて知りませんでした。
そこで今回は傘についての基礎知識、「骨の名前」をご紹介します!
1. 親骨
傘の生地が張ってある骨です。骨折れのほとんどが、この部分です。
2. 受け骨
親骨を支える骨です。親骨との接合部が外れてしまった、というお問い合わせも。
3. 中棒
傘の中心部分を支える部分で、シャフトとも呼ばれます。
太いので親骨や受け骨よりも頑丈ですが、
重いものの下敷きになったり強い力で挟まれたりすると折れてしまうことがあります。
この3種類の骨の名前を知っていると、
傘の骨が折れた!困った!という時にも役に立つかもしれませんね。
オンラインショップ担当・マッキーでした。